アンテラ3D(肌診断機)
アンテラ3D(肌診断機)

Antera 3D(アンテラ3D)は、肌の表面と内部の状態を詳しく可視化・定量化する最先端の皮膚分析装置です。2次元(2D)だけでなく3次元(3D)による撮影、さらに複数の波長を使った マルチスペクトル 測定により、色むら(メラニン)、赤み(ヘモグロビン)、しわの深さや毛穴の凹凸など、さまざまな肌の特徴を数値と画像で正確に評価できます。
この装置は学術研究においても広く使われており、肌質改善治療の効果判定において高い再現性(precision)と信頼性が報告されています。
自分の肌の「今」を客観的に知りたい方
治療後の肌状態を確認したい
肌状態に合わせたスキンケアが知りたい
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モード/機能 |
測定対象・特徴 |
利用するメリット |
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メラニンモード |
肌の色素(メラニン)の量と分布。しみ・そばかす・肝斑など。 |
UV対策などの日常ケアの見直しが可能。しみ治療の効果を数値で確認できる。 |
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ヘモグロビン(赤み)モード |
肌の赤み、血管の目立ちや赤みの広がり。 rosacea(酒さ)などでも。 |
赤みの原因が何かを特定できる。赤みが隠れているくすみとの区別も可能。 |
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リンクル(しわ)モード |
しわの深さ・長さ・幅。表情しわ・加齢によるものなど。 |
しわ改善治療(レーザー、注入など)のビフォー・アフターを比較できる。 |
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毛穴・凹凸モード/肌質(テクスチャー) |
毛穴の形・密度・凹凸の度合い、肌表面の粗さ(texture)など。 |
毛穴ケアや肌の滑らかさを改善したい方にとって、具体的な改善点が見える。 |
「Quantitative evaluation of sensitive skin by ANTERA 3D®」などの研究では、敏感肌の肌バリア機能や色むら・赤みなどを客観的に評価できることが示されています。
Antera 3D CSは 150 を超える査読付き研究(peer-reviewed studies)で使用されており、その測定精度は誤差率 2% 未満という報告もあります。
また、複数の研究で「before-after 比較」にこの装置を使い、色素沈着・毛穴・しわの改善を数値的に追うことで、治療の有効性の裏付けが得られています。
診察予約
美容皮膚科の診察・カウンセリング予約を電話またはウェブから。
ご来院・問診票記入
肌状態や過去の治療歴、現在のスキンケアなどについて問診票でお伺いします。
撮影
治療前にノーメイクで、乾燥・保湿の影響を受けていない素肌の状態をアンテラ3Dで撮影します。顔だけでなく首・デコルテ・腕などご希望の部位も可能です。
診察・説明
医師が撮影データと実際のお肌を見比べながら、今の肌の状態・悩みの原因を解説し、最適な治療プランとホームケアをご提案します。
施術予約
治療内容・費用・施術日を決定し、ご予約いただきます。
施術
ご予約した施術当日、医師が診察したのち、ご予約いただいた施術を受けていただきます。
アンテラ3D撮影のみのご利用は承っておりません。初回カウンセリングを含む美容診療を受けていただく必要があります。
化粧・日焼け・肌の乾燥などがあると撮影結果に影響が出ることがありますので、撮影前は肌をきれいにし、過度の化粧や日焼け後の状態は避けてください。
測定結果はあくまで「現在の肌状態」を示すものであり、個人差があります。治療・ケアの効果には時間がかかる場合があります。
A. 撮影は1~2分で完了し、データ分析もその場で行われます。
A. 当院では美容診療カウンセリングの中で行われますので追加の費用はいただきません。
A. 他の2D写真や目視による診断では、しわの深さや毛穴の体積・色の微細な分布などを正確には測れません。Antera 3D は 3D 表面構造と多波長分析を組み合わせることで、より精密な診断・治療の評価が可能です。
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